タイトルにもある通り、今回は5月に発売された爆炎のデュエリストについて書いていきます。
と、その前に余談。
皆さんは、爆炎のデュエリストと聞いて、このパックにはどういうカードが入っていると想像しますか。
きっと、爆炎と言うからには『炎属性』のカードがいっぱい入っているのだろう、と想像することでしょう。
その通り。このパックには多数の炎属性のカード収録されています。
今年のパックが昨年炎属性が少なかったからか、初っぱなから炎属性のカードが沢山出ていたので、「よっしゃデッキ組んでやろう!」と思ってワクワクしていたのですが、蓋を開けてみると、確かに炎属性のカードが沢山あったのですが、どうも属性で組むのは難しそう。
水属性とかは組みやすかったんですけど、まず炎属性にはアトランティスみたいな炎属性のみに適応しているフィールドカードがない。カテゴリに対応したやつならあるんですけど、これじゃないんだよなぁー…。
一応、無理矢理組もうと思ったら組めなくはないんですけど、それだと負けた気になるんだよなぁ~…。
せっかく属性縛りデッキを作成するなら、「the属性縛り!」ってのを作りたい。
どうか、今後そういうカードの開発検討も宜しくお願いしますよ。KONAMI様~。
はい。ということで、ここから本題。
■まずは、このパックで採用されているカテゴリはどんなのか紹介します。
(1)BK(バーニングナックラー)
BKは、炎属性・戦士族のフィールドに下級モンスターを並べていき、エクシーズ召喚し、バーンダメージを狙っていくカテゴリとなっています。
エクシーズの召喚条件が重く、まぁ方法は色々あるのでしょうが、僕はカテゴリ縛りでデッキを作りはしますが、炎属性デッキとしては採用しないカードです。
戦士族でボクサーをモチーフにしたイラストとなっており、名前もチーフセコンドやヘッドギア、グラスジョーと言った、見ると思わずニヤリとしてしまう過去収録カードも多数あります。
(2)転生炎獣(サラマングレイト)
転生炎獣は、炎属性・サイバース族のフィールドにモンスターを並べて効果を発動し、相手を妨害しつつ、自分も効果で加速させ、ちょこちょこダメージを与えていく、ビートダウンカテゴリとなっています。
注目すべきは、自身と同じカードを素材として召喚に成功すると、更なる強力な効果を発動できるという点で、それがカテゴリの名前の由来ともなっています。
効果・エクシーズ・リンク・シンクロと多種多様のカードを使いこなす必要があり、しかも効果を積み上げていかないと真価を発揮できないので、なかなか展開するのが難しいデッキです。
しかし、だからこそカテゴリに縛られないデッキを作成できそうで、転生炎獣は炎属性デッキを作成するとき、利用できそうだなと考えています。
(3)ヴォルカニック
ヴォルカニックは、相手フィールドにモンスターを展開して、戦闘ダメージを与えた際に同時にバーンダメージを与えたり、除外したモンスターの数でバーンダメージを与えていく戦闘スタイルのカテゴリです。
結構むかしからあるカテゴリですが、特長はカテゴリのEXデッキから召喚するカードがないことですね。
効果の特殊召喚条件も面白くて、特定の魔法カードを破壊・除外して試合を進めていくっていうね。
環境で活躍するのは難しいかもしれないけれど、僕はこういうの好きですね。
■では、次は1箱のレアリティ内訳を紹介します。
デュエリストパックやビルトパックは、3カテゴリ収録されているんですけど、2箱だと足りないんですよ。
昔は、中古で揃えてたんですけど、今は箱買いして足りないのだけ中古で揃えた方が安いことに気が付いたので、そうしてます。
まぁ、僕の場合はデッキ組めればそれで良いので、レアリティはそこまで気にしないんですけど、コレクションとしてカードを収集している方には参考になると思うので、メモ書き程度に掲載しておきます。
(1)1箱目
ノーマル…61枚
レア…8枚
スーパーレア…2枚
ウルトラレア…2枚
シークレットレア…1枚
ホロレア…1枚
(2)2箱目
ノーマル…62枚
レア…8枚
スーパーレア…2枚
ウルトラレア…2枚
シークレットレア…1枚
(3)3箱目
ノーマル…59枚
レア…11枚
スーパーレア…3枚
ウルトラレア…1枚
シークレットレア…1枚
まぁ、シークレットレアは1箱に1枚は入ってるみたいですね。
ぶっちゃけ、コレクションで買うのなら、箱買いするより中古が良いですね。
シークレットなんて1箱に1枚しか入ってないし、しかもこういう人気のないカテゴリのシークレットって安いので、中古で購入した方が断然お得ですね。
今回、ホロレアが当たったのですが、まぁそんなに価値はないかもしれないですけど、いや、普通に嬉しかったし、ホロレアって昔のしか持ってなかったから、めっちゃ格好良くなってたことに感動!
早速、コレクションファイルに入れたいと思います。
■最後は、爆炎のデュエリストで登場した新規カードのなかで、僕が気に入ったカードを紹介します。
いつも言ってますが、画像掲載はできないので、気になった方は検索かけて見てください。
絶対、すぐに出てくるので!
(1)転生炎獣ヒートライオ
炎属性/ATK 2300/LINK 3
【サイバース族/リンク/効果】
(炎属性の効果モンスター2体以上)
①このカードがリンク召喚した場合、相手の魔法&罠ゾーンのカード1枚を対象として発動できる。そのカードをデッキに戻す。②このカードが「転生炎獣ヒートライオ」を素材としてリンク召喚されている場合、1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体と、自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。対象のフィールドのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、対象の墓地のモンスターの攻撃力と同じになる。
このモンスターこそ、爆炎のデュエリストのレアリティ最高峰、ホロレアのモンスターです。
まぁ、効果はご存知でしょうから、昔のホロレアしか知らない人に向けて、今回初めてホロレアを当てたオッサンが言いたいのは、最初出た頃のただ真っ白いホロレアと比較すると、めっさ格好良いぞ!
モンスターだけじゃなくて、周りも光ってるし、昔と違ってモンスターがくっきり分かる。
これね、是非気になったのなら、中古ショップで確認してもらいたい!
(2)転生炎獣レイジング・フェニックス
炎属性/ATK 2800/LINK 4
【サイバース族/リンク/効果】
(炎属性の効果モンスター2体以上)
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①このカードが「転生炎獣レイジング・フェニックス」を素材としてリンク召喚した場合に発動できる。デッキから「サラマングレイト」カード1枚を手札に加える。②このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドの表側表示の炎属性モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、その内の1体を対象として発動できる。このカードを特殊召喚し、このカードの攻撃力を対象のモンスター分アップする。
因みに、このカードのリンクマーカーは、上・右下・下・左下にあります。僕、格ゲーブログも更新しているので、格ゲーテンキーコマンドで表現するならば、8・1・2・3ですね(笑)
まぁ、リンク4と召喚条件はちょい重いですけど、使いやすいカードだとは思います。
カテゴリ限定ではなく、炎属性で効果を発揮できるところが良いですね。
元々のステータスはそこまでないですけど、②の効果で火力もアップできるって言うのは魅力です。しかも、効果で破壊された場合も適用されるので、意外に色んな盤面で手軽に使える。
対戦で活躍できた時は、また報告させてもらいます♪
(3)CNo.79 BK 将星のカエサル
ランク5/ATK 2600/DEF 2000
【戦士族/エクシーズ/効果】
(レベル5モンスター×3)
①このカードの攻撃力はこのカードのエクシーズ素材の数×200アップする。②1ターンに1度、相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。このカードのエクシーズ素材を2つ取り除き、それを無効にして破壊する。③このカードが「No79.BK 新星のカイザー」をエクシーズ素材としている場合、以下の効果を得る。●1ターンに1度、自分の「BK」モンスターが相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。手札・デッキから「BK」モンスター1体を墓地へ送り、その相手モンスターをこのカードのエクシーズ素材とする。
まだちゃんと作ってないので何とも言えないのですが、中級者や上級者はともかく、初心者から初級者界隈のにわかカードゲーマーには勝ちにくいデッキだと思います。
勿論、それはカテゴリ縛りをした場合の話で、組み合わせれば無限に可能性はあるのですが、BKだけで試合展開を進めても、かなりキツい試合になるでしょう。
そもそも、カテゴリ縛りをしても、青龍やラーみたいな脳筋デッキだとワンキルされてしまうのが当たり前の昨今、素人界隈のカテゴリデッキでも強いデッキは沢山あります。
特に、スターダストデッキみたいなのは、相手の効果を無効にしつつ、こっちはシンクロモンスターを並べてボコれるので、めっちゃ強いですわ。阻止されても、次のターンに相手に阻止できるカードはなく、フルボッコにできるので、カードさえ揃えておけば、素人でも戦えるのがスタダデッキです。
とにかく、カテゴリで厳しいデッキというのは、こっちから展開していくことはできても、相手のカードの妨害ができない場合が多い。
BKも、新しいカードではありますが、無効化して破壊という強力なカードの登場で、どう展開できるかが今後楽しみです。
(4)ヴォルカニック・エンペラー
レベル8/ATK 3100/DEF 2400
【炎属性/特殊召喚/効果】
このカードは通常召喚できない。自分フィールド(表側表示)・墓地から炎族モンスター3体か「ブレイズ・キャノン」カード1枚を除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。自分は「ヴォルカニック・エンペラー」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。①この方法でこのカードを特殊召喚したときに発動できる。除外状態の炎族モンスターの数×500ダメージを相手に与える。その後、デッキから「ヴォルカニック」罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。②相手がモンスターを特殊召喚する度に相手に500ダメージを与える。
ヴォルカニックカード、最強の皇帝が降臨しました。
その名もヴォルカニック・エンペラー。
効果とかその前に、とにかくイラストが格好良い!
シークレット当たらなかったから、中古屋行って200円以内だったら購入しよう!
ヴォルカニック・エンペラーね、おじゃまエンペラーとはえらい違いですよ。
マジで僕の趣味のイラストですわ。
ただ、ヴォルカニックも活躍させたいんですけど、モンスターに無効化持ったのがあんまりいないから止めれないんですよね。
相手のデッキにもよりますけど、やっぱファンデッキ向けかなぁ~…。
はい。ということで、今回は爆炎のデュエリストのカード情報と感想でした。
こんな風に、昔のカテゴリを再録プラス新規カード追加してくれるって何気に助かります。
忘れていたあのカードを思い出せる良い機会になりますし。
それでは、またお会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!