前回からだいぶん空きましたが、お待たせしました!
今回は、1月27日(土)に発売された基本パック『レガシィ・オブ・ディストラクション』について書いていきます。
前回は、レアリティの封入率と収録テーマの紹介でしたが、今回はカードの紹介をしますので、今から購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
▼では、ここからスタート!▼
①破壊竜ガンドラG
【効果】このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①自分のフィールドに「光の黄金櫃」が存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。②このカードの攻撃力は、除外状態のカードの数×300アップする。③LPを半分払って発動できる。フィールドの他のカードを全て破壊し除外する。その後、デッキから「光の黄金櫃」のカード名が記されたレベル7以下のモンスター1体を特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターのレベルは、この効果で破壊したカードの数だけ上がる。
まずは、レガシィ・オブ・ディストラクションの表紙も飾っている『破壊竜ガンドラG(ギガス)』を紹介します。
ガンドラXがエラッタされて、禁止カードから釈放され、運営もこのギガスを使わせていたが為にそんなことしたんだなとOCGプレイヤーは脳裏の中にふと思い浮かんだことでしょう。
ギガスは、他のガンドラとは違い、一応テーマに属します。
そのテーマが次に紹介する『光の黄金櫃』というものなのですが、レガシィ・オブ・ディストラクションの推しがこの光の黄金櫃になっており、これで表遊戯のデッキを作成するのに、デッキ再現を現実的なものにしています。
ここからは余談だけど、やっぱね、遊戯王OCGを開発・販売するスタッフは分かってるね。
「なにが?」って、パックの表紙を飾るモンスターは1箱に1枚絶対に同梱されてるんですよ。
まぁ、そんなもんだから、価値も低いけど、これは表紙のモンスターがお目当てという人は箱買いすれば、まぁほぼほぼ手に入れやすいってのはありますね。
まぁ、そんなことしなくても、絶対カードショップや古本屋には売ってあるので、そちらを参考してもらいたいです。
②光の黄金櫃
【永続魔法/効果】このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①このカードは魔法&罠ゾーンに存在する限り、モンスターの効果では破壊されない。②自分のメインフェイズに発動できる。「光の黄金櫃」を除く、「光の黄金櫃」のカード名が記されたカード1枚をデッキから手札に加える。③相手が墓地からモンスターを特殊召喚した場合、手札から魔法カード1枚を捨て、その内の1体を対象として発動できる。そのモンスターを墓地へ送る。
これからのリメイクカードの肝となるカードです。
4月に発売の基本パックといい、原作を再現した初期モンスターのリメイクカードが多数収録されるので、光の黄金櫃は1つのカテゴリとなるのは間違いないでしょう。
いやぁ~ね。これ、僕は箱じゃ1枚しか当たらなかったから、「ガンドラは箱に1枚ずつちゃんと入ってたのに、何で当たんねぇだ、クソぉおぉおー!」と言ったら、カード仲間のガチが僕の肩をポムって叩いて、「5箱買って1枚も当たらない俺から言わせれば、お前はめっちゃ運が良いぞ」と言われて悟りました。
そう。このカードは当たりにくい。
因みに、2024年3月(ブログ作成しているのがこの時なんで)現在の1枚の価格は、中央値で1260円。僕が中古で2枚買ったんですけど、その時は800円が平均でした。
1枚800円でもトレカやってない人は高いと思うでしょ?
これが遊戯王株ですわ。
再録まで時間が掛かるメーカー推しのカードの肝となるカードは、パックが販売されてすぐにガンガン価格が上がっていきます。そして、次の推しのカテゴリが出ると雑誌やネットで公表されて、更に再録決定の情報が流れると、ガクンと価格が下がります。
まぁ、最安値は80円なんて書いてありますけど、そんなの古本屋で間違って値段つけちゃったぐらいの超レアケースじゃないと無理でしょう。
あれもね、最初はトレカの知識ないヤツが適当に販売してたのかなと思ってましたけど、いやすみません、僕が間違ってました。
ある古本屋のスタッフが僕にこう言ったんです。
「ウチは、トレカの人気がないから、客寄せる為にバカやってるんスわ。それやってると、クズカードでもとりあいずカード売りに来てくれる人も出てきて、ある程度カードが揃ってきたら、テーマデッキ作成して対戦会開くんスよ」
勉強になりました。
③ワイトロード
【効果】このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使えない。①このカードのカード名は、墓地に存在する限り「ワイト」として扱う。②自分の墓地に「ワイト」か「ワイトキング」が存在する場合、手札・フィールドのこのカードを墓地に送って発動できる。自分の墓地の「ワイト」「ワイトキング」の数まで、自分のデッキの上からカードを墓地に送る。③墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「ワイト」か「ワイトキング」1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
「ワイト」テーマのカードキター(。♡‿♡。)
今回は、どこぞの誰かさんみたいにノーマルレアなんていうよく分からんレアリティでもなかったので、入手しやすかったです。
皆さんは、ワイトというテーマをご存知ですか?
遊戯王OCGをやっていない人でも、バンダイ版遊戯王や原作遊戯王の中に多少登場しているので、ワイト自体の存在は割りかし有名かもしれません。
ただ、そのワイトが遊戯王OCGではテーマ化してるっていうんだから、面白い!
勿論、環境で戦おうと思うなら、パワーで殴るだけのワイトだけではどうしよもないんですけど、通常モンスターのワイトのフレーバーテキストにある「力は非力だが、集まると大変」というのを効果で再現していて、このワイトロードの効果を見てもらうと分かる通り、ワイトモンスターを墓地肥やしとし、ワイトキングというモンスターを召喚し、相手にダメージを与えるのが基本戦法となります。
ワイトキングの効果は、墓地にいるワイト1体につき攻撃力1000ポイントアップ。10枚いれば10000です。
でも、貫通持ちという訳でもなく、他に特殊効果を持ってる訳でもないので、これだけで攻撃が通ることはほぼありません。
そこをどうやって殴っていくかが、デッキを作成するプレイヤーの腕の見せ所なんです。
よくね、「このデッキは上級者向けだから初心者が勝つのは難しい」とか鼻高々にトリッキーなデッキで大会優勝したことを自慢する人が居ますけど、格ゲーもそうだしカードもそう、立ち回り方や回し方を覚えれば強いデッキでは誰でも勝つことができるんです。
本当に強い人は、環境からハズレたデッキも使いこなして来ます。しかも、予想もしないカードで連携を取って!
ワイトのテーマは、僕ら界隈でもネタデッキですが、これでもね、対戦会でサイバードラゴンとかに試合取ったりすると、盛り上がるもんです。
現代遊戯王は、昔みたいに強いカードを持ってないと絶対勝てないということはありません。
再録やリメイクで中古でも沢山いいカードがあって、そこから幾らでも可能性を広げることができます。
何よりね、ワイトデッキとかで相性最悪の御巫なんかを打ち破った時の快感は、何者にも代え難いですよ。
ちょっと熱くなりましたけど、是非ね、こういう影に隠れたテーマも作ってみては如何でしょうか。
ワイトデッキ、おもろいよ♪
④光道の龍(ドラグーン・オブ・ライトロード)
【効果】このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①自分の墓地に「ライトロード」モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚できる。②このカードが特殊召喚した場合に発動できる。デッキから「光道の龍(ドラグーン・オブ・ライトロード)」以外の「ライトロード」カードを1枚墓地へ送る。③このカードが墓地に送られた場合に発動できる。デッキから攻撃力攻撃力3000/守備力2600のドラゴン族モンスター1体を手札に加える。
いやぁ~、裁きの龍(ジャッジメント・ドラグーン)を呼び出すこの子。ドラグーン・オブ・ライトロードね。
ノーマルカードですけど、今回の基本パックの中で一番お気に入りのカードです。
今のモンスターは、ノーマルでもこれだけの効果があるんですよ。凄くないッスか?
呼び出せるジャッジメント・ドラグーンなんか、全体破壊するだけですからね。
ライトロードは、テーマとしても革命を起こしてますよね。『墓地肥やし』って単語もここから生まれたんじゃないかな?
でも、ぶっちゃけあんまり使わないデッキテーマです。
⑤月牙竜ークレセント・ドラゴン
⑥地縛死霊ゾーマ
元々は、原作出身のカードですよね。しかも、クレセントドラゴンもゾーマもOCG化してるので、上記のカードはリメイクになります。
初期クレセントドラゴンは限定のウルトラレア、死霊ゾーマも書籍の付録のウルトラレアですよ。
今回は、効果は割愛しますが、ネタで使うには全然楽しく使えるカードですよ。
クレセントドラゴンなんて、特殊召喚の条件も緩いし、デッキからレベル7の闇属性のドラゴン族モンスターを呼び出せるですよ。
レッドアイズ呼び出せるやん!
「いや、レッドアイズ呼び出せるカードいっぱいあるやろ」と思うかもしれないですけど、レッドアイズ以外の闇属性のレベル7ドラゴン族モンスターもデッキから呼び出せるますからね!
闇属性デッキとかにもイケるかなって思ってます。
まっ、何か面白いこと思い付いたら、またこのブログで書きたいと思います。
⑦天盃龍テーマ
これも、テーマとして紹介したいので、今回は効果の紹介は割愛します。
天盃龍は、麻雀をイメージしたテーマで、赤い龍が麻雀牌の『中』を、緑色の龍は『發』を、白色の龍は『白』をイメージしています。
遊戯王OCGのテーマで面白いのは、トレーディングカードゲームでテーブルゲームや昔からあるカードゲームをモチーフにしたテーマがあることです。
絵札はトランプだし、花札衛(ガーディアン)は花札。しかも、そのゲームをイメージした効果を持っているところも面白くて、この天盃龍にも期待しています。
麻雀だから、フィールドにカード揃えた状態(麻雀で言う天牌の状態をイメージ)で、上がり牌みたいなカードを効果で除外しといて、その上がり牌カードの効果と相手が発動した効果の種類が同じだった場合、問答無用で特殊勝利みたいなのやったら、面白いんじゃないかなぁって妄想しています。
かなり状況限定になる上に、最近のカードは1枚のカードに効果が幾つもあるので、区分の仕方が難しいですけど、せっかくだから、花札衛みたいにそのゲームがプレイヤーにやらせたいことをきちんと表現したテーマを作って欲しいですね。
■感想
ということで、今回はレガシィ・オブ・ディストラクションのカードの紹介でした。
正直ね、アンティーク・ギアの新規とかも出たりしてて、本気でやろうと思ったら、これだけで1年が終わっちゃいます。
ガチブロガーさんが、ブログを1日に何回も更新して情報を伝えようと必死な気持ちも、僕も書き始めてやっと理由が分かりました。
ただ、僕はあくまで趣味の延長戦、底辺界隈がトレカを楽しんでいる様子を表現したいので、それはやりません。
仕事もあるし、家族もあるし、全てをブログに当てる時間なんてありませんしね。
でも、やっぱ気になったカードは適当な形でも紹介はしたいので、これからもブログは書き続けるつもりです。
それでは、またお会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!