はい。ということで、今回は7月に行った対戦会の模様を書いていきたいと思います。
時間に余裕があるならば、最後までお付き合い下さいませ。
今回も、前回と同じメンバーでやっています。
まぁ、今年から入ってきたストイックくんが馴れたら、来年新たに身内戦に1人追加予定です。
ということで、まずはみんなのデッキ紹介から。
■ガチ
①烙印・ビーステッドデッキ
②アンティーク・ギアデッキ
③レッドアイズデッキ
■ストイック
①エルドリッチデッキ
②暗黒界デッキ
■軽率
①テラナイトデッキ
②サイバー・ドラゴンデッキ
■446
①ブルーアイズデッキ
②レッドアイズデッキ
③昆虫族ワームデッキ
対戦の様子を報告する前に、まずはメンバーの近況報告から。
前回の対戦会から参加してくれたストイックくん。今回、レッドデーモンズドラゴンのストデクチャーデッキを3箱購入したものの、イマイチ回し方が分からないという相談を受けまして、じゃあみんなでストイックくんの為に一肌脱ごうと集まったのが、今回の対戦会の目的です。
しかし、見れば分かる通り、彼はエルドリッチと暗黒界しか出さなかった。僕が彼に聞くと、彼はこう言ったんです。
「誰がレッドデーモンズを出すと言った!」
野郎ッッ!最初からエルドリッチで俺達を粉砕する為に、そんな嘘を付いたのか!!
つーわけで、身内戦ならではの、何でもありの対戦会が始まった訳です。では、内容を見ていきましょう。
(1)VSガチ戦(烙印・ビーステッド)
やっぱ、環境デッキは強いですわ。まだ、検証段階だったのに、手も足も出なかった。
今回、ブルーアイズの儀式で来てくれという依頼を受け、僕もそれなりに当時の環境を再現して対戦に挑みました。
ブルーアイズ儀式の強みは、まず初心者が使ってもワンキルできる力を誇ること。ブルーアイズカオスMAXドラゴンというのが、守備表示にしていても貫通ダメージを与えることができ、更に破壊耐性を持っているため、効果による破壊は効かない。
これが当時の環境を荒らしていまして、しかもカオスMAXのサポート儀式が相手の表示形式を変更でき、更に守備力を0に出来ちゃう。
カオスMAXは、守備表示モンスターを攻撃した時、貫通能力ともう一つ、貫通ダメージを倍にできるという能力を持っており、しかもカオスMAXの攻撃力は4000!
遊戯王OCGのルールでは、ライフポイントは8000と定められており、単純に4000✕2で相手に8000のダメージを与えれるということは、一ターンで試合を終わらせることが可能なのです。
こういうのをワンキルデッキと言ったりするのですが、当然相手もそれをさせないために、様々な防御策をしてくるので、その読み合いを楽しむのも、また遊戯王というカードゲームの醍醐味です。
さて、話を戻すと、そんなワンキルデッキですが、上記で話した通り、キーカードのカオスMAXは破壊耐性しか持ってません。
遊戯王OCGのルールには、カードを墓地に送る破壊以外にも、除外という墓地以外の異空間にすっ飛ばす倒し方がありまして、カオスMAXはその除外には対応していないのです。
で、この烙印・ビーステッドはバンバン除外してくるデッキなので、破壊耐性が全く役に立たないってことでね、フルボッコにされました。
一応、防御カードとして、ハルウララや無限砲影等を入れはしてたのですが、効果を何重にも重ねてくる烙印の前では、付け焼き刃同然で、やっぱ環境には環境を当てないと話にならないということを思い知らされた瞬間でした。
まぁ、面白かったから良いけどね♪
【結果】ガチ 2ー0 446
(2)ストイック(エルドリッチデッキ)
実を言うと、エルドリッチがむかし環境だったという話は聞いたことあるのですが、対戦するのは初めてだったので、物凄く楽しみでした。
しかも、今は規制も解除され、3積み(遊戯王OCGは同じカードを3枚まで入れられる)ということで、猛威を奮っていた頃のエルドリッチと心置きなく対戦できる。もうね、ちょっとドキドキです。
対する僕は、ガチ戦でブルーアイズデッキを出したので、レッドアイズデッキを出すことにしました。
こういうのも身内戦の醍醐味♪
ショップデュエルで、特に野試合とかになると、知らない人相手になるから、どうしても勝ちに固執したデッキになる。故に、デュエルも硬くなり、結果が付けば嬉しいけど、楽しいか?と聞かれると、同じようなデッキとの対戦になるので、ぶっちゃけ楽しくはない。
僕は、そういうのを取っ払いたくて、こういう対戦会を主催するようになったのですが、…今回は失敗しました。
何故か。エルドリッチとレッドアイズは相性が悪かったみたいなんです。
エルドリッチというデッキは、モンスターをエルドリッチというカードだけで構成(ファンデッキなので、エルドリッチのみのデッキ構成)し、後はほぼエルドリッチを召喚・復活・呼び出しに使う補助カードを入れなきゃいけない為、相手の展開阻止も疎かになるし、しかもモンスターを除外されると、かなり苦しくなるようです。
一応、そうなった時の対策カードを入れはしてあったのですけど、そもそも僕のレッドアイズデッキがバーンデッキという、モンスターを通してダメージを与えるのでなく、相手のライフポイントに直接ダメージを与えていく戦闘スタイルのデッキだったので、ストイックさんにはトラウマになったようです。
彼は、色んな名言をデュエル後に遺すのですが、今回僕に最後言ったことがこれだった。
「レッドアイズデッキは、一生作らない!」
…デッキ紹介してる立場としては、フルボッコにされるより辛い言葉(T_T)
【結果】ストイック 0ー2 446
(3)軽率(サイバー・ドラゴンデッキ)
さぁ、じゃあ、時間も押してきたし、ラストの対戦しようかという話をし、ガチくんとストイックくんが対戦を始めて、僕等もそろそろやろうぜと軽率くんに言ったら、彼は徐ろに箱からこの前のカードの買い物のときに買った未開封の中古カードを取り出し、「ちょっと待ってて下さい」とー…。
いや、今からデッキ作るの!?
僕も長いこと対戦会を開催してきましたが、まさかね、対戦始まってからデッキ作成する人は始めて見ました。
まぁいいよ。だって、対戦会とか格好付けて言ってっけどさ、ただ職場の同僚や友達と、家で集まってデュエルやってるだけだから。なんら、中学の時と変わらんから。
でもさ、あの頃と1つだけ違うことがあるとすれば、俺達オッサンにはあの頃とは違って、時間が限られてるだろう!?
あの頃は、自分の為だけに使えた時間も、今は家族の為に時間を使わなきゃいかんじゃないですか。だから、時間決めてさ、わざわざみんな忙しい中、互いの休日を調整して、身内戦をやってるんじゃないですか。
つーかさ…。
時間に余裕があるなら、俺達公式の大会に参加してるだろうがよ!
強い弱いは別にして、今はランキング登録なんてのもあるし、ショップデュエルした方がデッキ構築の幅も広がるし、幅広い世代と話もできるから、絶対そっちが面白いって話なんですよ、これ。
でも、それを僕らがやらないのは、いや、やれないのは、みんな立場があって、仕事や家族に時間を使わなアカンからじゃないですか。
まぁ、言いはしなかったよ。だって、彼も忙しい中、来てくれてるから。
でも、せめて次からは始まる前にデッキ作成してくれると助かります!(T_T)
肝心のデュエルですが、僕は昆虫族ワームデッキでいきました。
遊戯王OCGには、大きく分類して以下の勝利条件があります。
- 相手のライフポイントをゼロにする
- カードの効果の勝利条件を満たす
- 相手の山札をゼロにする
まぁ、ここからまた戦闘スタイルで分類されていくのですが、それは次の機会に話したいと思うので、今回は割愛します。
大体は、1の勝利条件ばかりで、2と3は特殊な部類に入ります。ただ、そのぶん、対策をしていないと相手はボロボロになるので、そこが楽しいんです♪
でも、この昆虫族ワームデッキというが、リバースという効果を使っていく為、初手のターンはフィールドにモンスターを伏せて終了で、最速でも次のターンの効果発動となり、正直言って、現代遊戯王でこんなことしたら、次のターン即死させられたりするんですよね。
ただ、相手も初めてのサイバードラゴンということで、結構発動とか間違ってくれたりしたので、そこで救われた部分はありました。
途中、ストイックさんが教えようとしたので、急いで僕は止めました(笑)
でも、それでもボロボロにされましてね。
うーん…。やっぱ、どんな頑張っても、相手の山札を25枚減らすのがやっとです。
あっ、因みに僕らは40枚デュエルでやっています。
リバースで展開するテーマは沢山あるけれど、純粋な昆虫族ワームデッキで、ある程度のテーマとは戦えるぜ!っていう人いる?
居るなら、オッサンにお勧めカードとか教えて欲しいですね〜。
あっ!高いのとか、入手困難なのは厳しいけど、まぁ1枚1000円以内だったら、その月に購入するカードをそれだけにすれば何とかなるから、それくらいでお勧めカードあるなら、教えて欲しいですよね~。
【結果】軽率 2ー0 446
はい!ということで、今回はここまで!
〈次回予告〉
リミットレギュレーション感想
それでは、またお会いしましょう!
閲覧ありがとうございました