「俺のターン、ドロー!」
ということで、今回は月に1回に開催している遊戯王OCGの身内戦の様子について更新します。
〈参加者〉
①軽率
以上ッッ!!
…まさかの、また2人でした。
先月の対戦会も2人で今月も2人。まぁ、参加できない理由はハッキリしているので問題ないのですが、今回ものんびりデュエルとなりました。
ということで、早速試合の結果の報告をさせて頂きます。
〈第1試合〉
446→恐竜族
結果は、2ー1で僕が負けました。
恐竜も悪くないんですけど、やっぱり超越竜と恐竜族は別々に作成した方が良いのかなと感じました。
何故って?やっぱ、テーマはそれだけで組めばかなり優遇されたカードを使えるし、強みを発揮するからです。
今回、僕は恐竜族の中に超越竜という恐竜もテーマに入れた。エキストラから復活できるモンスター軍を相手に見せつけ、威圧できるまでは良かったんですけど、やっぱそこはサイバードラゴンデッキです。
とにかくね、サイバードラゴンで一番厄介なのはヤツですわ。
つーか…。
やっぱ、サイバードラゴンインフィニティ強いわ。
〈第2試合〉
ハクビシン→魔弾
446→ガーゼット
結果は、恐竜族より悪いです。0ー2ですもんだって。
ぶっちゃけ、自分でも情けないなぁって思うのは、相手はデッキ構築後の調整ではなく、まだカードが揃ってない状態で対戦してて、僕は負けてるんです。
さぁ、ここからどうしようってレベルで負けてるんですじゃないんですよ(T_T)
それ聞くと、「何しよるん?446」ってなるでしょ?
ただ、言い訳させてもらうなら、やっぱガーゼットでテーマデッキに立ち向かうのはマジで厳しい!
ガーゼットってモンスターの効果が単純明快で、ガーゼットを通常召喚時にリリース(生贄召喚)したモンスターの攻撃力の2倍の数値がガーゼットのステータスになるというもの。
まぁ、ガーゼットにも色々種類があって、凄いものになると、フィールドのモンスター全てをリリースして、その合計値がステータスになるというカードもあります。
なんにせよ、それだけの効果です。
つまり僕が言いたいのは、今の1枚で何個も効果を持ったモンスターに対抗できる手段がないんです。
攻撃力2倍になりました。はい!じゃあ、無効化して破壊します。これが現代遊戯王です。
殴り合いをさせてくれ!
正直ね、魔法や罠だけじゃ守りきれないんですよ。加えて、相手のテーマの魔弾ってのがまた厄介で、このテーマ、魔弾モンスターが居ると、専用の罠カードを手札から発動できちゃうんです。
遊戯王知らない人に説明すると、遊戯王OCGのルールでは、罠カードは一部カードを除き、必ずフィールドに伏せて1ターン待たないと発動できないんです。でも魔弾だったら、カードをドローしたその瞬間から罠カードを手札から発動できちゃう。
それが例えカウンター罠でも!
カウンター罠とは、遊戯王OCGの世界では魔法や罠、モンスターの効果に優先順位が付けてあって、カウンター罠はその中で一番強いカードとなります。つまり、カウンター罠を発動されたらカウンター罠でしか返すことができません。通常は、フィールドに伏せた後、1ターン待っての発動となるので、発動条件を満たしていなければ、破壊して処理するという対処も取れるんですけど、これを手札から発動されるとなると、相手はこっちの破壊を護れて、尚且つ最強の無効化カードをほぼ100%の確率で返せちゃうんです。
せめて、もう少し強いテーマデッキのときに、それやってくれ(T_T)
〈第3試合〉
ハクビシン→ガイア
446→アームドドラゴン
最後は、ハクビシンくんから「最近のデッキで1ターンキルができるヤツお願いします」というリクエストがあったので、展開が早いアームドドラゴンを出すことにしました。
ハクビシンくんも、ワンキル狙えるガイアデッキで来たところを見ると、どうやらガチ戦がしたかったみたいです。
現代遊戯王で大切なことは、とにかく相手の効果をどこまで凌げるか。特に、ワンキルデッキは条件を揃えられたらそれで終わりです。
今回のデッキは、二人ともワンキルデッキなので、それこそ条件を揃えられたら、どこからでも瞬殺されてしまいます。
ガイアというと、闇遊戯の『暗黒騎士ガイア』を思い出す人が居るかと思いますが、原作ではカオス・ソルジャー等の強力なカードを召喚する繋ぎのカードとして活躍してましたね。でも、現代遊戯王ではガイアカードだけでデッキが組めるんです。興味のある方は、是非チェックしてみてください。イラストも格好良いので、原作好きな人にとっては、ルール分からなくても見るだけで面白いと思います。
対する僕が今回使用したアームドドラゴンというテーマも、遊戯王GXの万丈目というキャラが使用したデッキです。これも、リメイクカードなので、ガイアと同じく、原作ではそこまで強くないカードだったのですが、進化していく事に付与される効果と爆上がりしていく火力が魅力のモンスターとなっています。
当然、ハクビシンくんはアームドドラゴンを進化させたくないので、カードを駆使してモンスターの進化を止めようとします。しかし、フィールドにはアームドドラゴン・サンダーのレベル10が2体並んでしまいました。サンダーの攻撃力は1体あたり5000まで上昇。2体いるので、ハクビシンくんが召喚した融合ガイアでは防ぎきれずに負けてしまいます。
そこでハクビシンくんは、ガイアの攻撃力を下げて発動できる効果と魔法カードを使い、何とか僕のサンダーレベル10を1体撃破。これで、ハクビシンくんのフィールドには罠カードが1枚のみ伏せられつつの、攻撃力0になった攻撃表示のガイア1体だけとなりました。
ここが昔なら運命の分かれ道。
召喚権もないから、追い打ちの召喚はできない。かと言って、5000のダイレクトアタックはおいしい。ただ、伏せてあるカードがこっちのモンスターを破壊するカードだったり、カウンターダメージを与えるカードだったらどうしよう。
まぁ、ガチガチの試合だったら、その前に危ないカードがある時点で攻撃することはないのですが、これは身内戦ですしね。
ただ、アームドドラゴンサンダーの場合、効果でフィールドのモンスターを破壊でき、更にアームドドラゴンホワイトというカードを呼び出していたので、それを特殊召喚できたんです。
因みに、ホワイトの攻撃力は3000。遊戯王OCGのルールでは、手持ちのラルフポイントは8000。ハクビシンくんは、受け入れずにやられてしまいました。
ん〜…。やっぱり、この対戦を終えて思うことは、現代遊戯王は毎ターンどう相手の効果を防ぐかが鍵ですよね。そしてもう一つ、一番大事なのは相手の効果を使わせるっていうのが大事。
今回は、ガイアの効果を使わせたのが勝利へと繋がりました。
因みに伏せてあったカードはミラーフォース。昔からある汎用カードですが、最近では使われることのなくなったカードです。しかし、このカード、アームドドラゴンの火力を無にしてしまう恐ろしいカードでもあって、コイツをガイアで守られてたんですね。そこで、ガイアの無効化効果を違うカードに使わせることによって、サンダーレベル10とホワイトの総攻撃が通ったという訳です。
ここが遊戯王OCGの面白いところ!
やっぱ、カードゲームの駆け引きは、幾つになってもやめられねぇ!
あっ、因みに10月はリミットレギュレーションの改正があるので、仲間と買い出しに行った時の様子と中古カードの紹介をします。
それでは、またお会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!