ということで、今回は先週の買い出しに行ったカードショップでのお話です。
3月の対戦会へ向けて、僕とストイック、軽率の3人は買い出しに出掛けました。
目的は、対戦会と、あとガチをぶっ潰す為です。
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まぁ、でなわけで、前回紹介したようなコレクションカードの衝動買いをしながらも、汎用カードにデッキ強化の為のカードも購入したんです。
今回僕は、ピュアリィ、レスキュー、御巫、罪宝の4つをデッキを構築予定。ちょうど、アーゼウスの再録も決定したみたいだし、よい機会かな、と。あと、ガチとの勝負には出しませんが、ユベルも構築中です。
買い出しに行った時点では、レガシーを開封していないので、3月までにレガシィのカードも1つ構築予定ですが、この段階ではまだ何も買っていません。
でね、ストイックはヌメロンでワンパンしてやるわ!と言わんばかりにヌメロンとその関連カードを買い漁り、軽率くんはサイバードラゴン(表)の強化と、もう一つ新しいデッキを作るそうですが、それがなにかは当日まで秘密だそうです。
で、僕もぼちぼちカードを購入し、まだみんな時間が掛かるということだったんで、近くのゲーセンでハパ2とメルブラを軽くやって戻って来たら、ストイックが一人で煙草を吸っていた。
446「あれ?軽率くんは?」
ストイック「捕まってます」
どういうこと!?
意味が分からなかった僕は、ストイックに話を詳しく聞きました。
すると、知らない人に声を掛けられた軽率は、2時間以上もその人と話しているそうです。
446「助けに行ってあげないの?」
ストイック「めんどくさい」
しゃーないから、僕が軽率くんを助けに行ってあげるかと足を運んだのですが、そこでストイックの言っていた意味が分かりました。
???「このカードなら、これを使うのが良いですね」
軽率「ありがとうございます。でもお金がー…」
???「強化したいなら、買うべきですよ」
強制感を丸だしにしていたその人は、僕等と同じ年の頃は30後半か40代前半ぐらい。聞けば、僕等と同じく、初期から第3期ぐらいまでプレイヤーとしてしていて、その後私生活でバタバタあって、子供も手から離れて、自分の時間に余裕が出てきたから、またトレカを始めたそうでふ。
軽率「あっ!446さん!」
446「やぁ」
???「そちらは?」
軽率「この人が今回カードの買い出しの主催者です」
???「そうですか。どうも」
明らかに会話に入ってくるなよオーラを出して来たので、僕は僕で言いたいことを言わせてもらいました。
446「そろそろ帰るよ」
助け舟を出したつもりだった僕に対し、ハクビシンくんは言いました。
軽率「そう言えば、446さんは結構変わったデッキ作ってますよね」
うぉい!んなこと言ったら、また話が長くなるだろうがよ!!
軽率「この前対戦してくれたデッキ面白かったなぁ。何でしたっけ?あれ」
446「なんだったかな。忘れたよ」
とりあいず、話を反らし、帰る方向へと持っていきます。というか、捕まってたなら、この展開を軽率くんも望んでたちゃうの?
軽率「そうだ!御巫(みかんこ)だ!」
そうだよ。御巫だよ。てかね、御巫なんてみんな知ってるから。大会とか出てるやつなら、そんなデッキ珍しくも何ともないし、恐らくデッキ作ってるつーの。それに今更御巫なんて食い付くワケー…。
???「御巫つくってるんスかー!」
…食い付いてきたよ。マズイよ、これ。確実に話が長くなるパターンだよ。
軽率「じゃあ、俺ちょっとトイレ行ってきます」
うぉおぉい!お前、俺を生贄にして、自分は逃げる気か?
まさかの俺リリースパターン?
お前、トイレ行くとか言って絶対戻らんよね?
???「あの、良かったら御巫の回し方とか教えてくれません?あそこでデュエルでもしながら」
これは流石にヤバいと思って、僕はすかさず言います。「僕等、職場や学生時代の友達といった身内で楽しんでるニワカなんで。大会とかも出てない素人なんで。ていうか、デッキ持ってきてないんで」とやんわり断ると、なんと彼はデッキあります言うじゃないですか。ですが、そこには僕が御巫で使ってるあるものがなかったんです。そこで僕は最後の断りの一手を入れました。
446「あ〜…、すみません。僕、御巫と壊獣組み合わせてるんですよ。このデッキにはないみたいですね。すみません、それしか僕やり方知らないんで」
???「おぉ!壊獣をお使いですか。安心して下さい。ちゃんとあります!どうぞ、お使い下さい」
……………。
もうダメだと思った僕は、彼にデッキの回し方を教えることにしました。多分、ネットにでも書いてあるであろう、誰でも知ってるような御巫の回し方と適当な対策を熱心に聞いてくれて、メモまで取ってくれて、凄く有り難かったです。途中から、何故か軽率とストイックも助けるのではなく、自分たちも野試合を始め、そして最後は最近の環境で一番強いのは何かという話になり、学校の部活が終わった学生達までやってきて、気が付けば21時を過ぎてました。
???「いやぁ、今日は勉強になりました。ありがとうございました!」
軽率・ストイック・446「いえいえ。こちらこそ」
???「良かったらこれ差し上げます。初期カード集めてられるんでしょ?」
初期のデッ…デーモンの召喚のウルトラレアだと!?
???「傷ありだから、そんな価値はないですよ。多分、販売価格は500円とかそこらじゃないかな。まぁ、そんなボロカードでよければ」
446「いやいや。そもそも初期のカードに出会うことがあまりないですから。でも、本当に良いんですか?」
???「構いませんよ。そちらも忙しいところ、時間作ってくれたんでしょうし」
つーわけで、親切は面倒だと思ってもしとくべきだと改めて痛感しました。
何時間もやって、500円とか安いやろ?とか思うかもしれませんが、僕のような素人のデッキの回し方なんて、スマホで調べれば5秒で分かる内容です。それに対してお礼してくれたのもまず嬉しかったし、初期カードって本当に出会えないんです。ボロとかその前に、売ってないんですよ、まず!
ネットには、そりゃ沢山ありますわ。でも、僕は昔気質の人間なので、ネットでトレカは絶対買わないんです。お店で見て、状態確認、それに満足した価格なら購入する。それを徹底してます。
ボロでも何でも、無料でカードくれたことにも感謝!
今回は、オチはナシだよ。
それでは、またお会いしましょう!
閲覧ありがとうございました!